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English Grammar in Use



概要
English Grammar in Use With Answers (Book & CD-ROM)ドリルつきの文法自習書です。背表紙には
"Murphy English Grammar in Use WITH ANSWERS NEW EDITION CAMBRIDGE"
とあります。

これは for intermediate students ということで中級編です。 別に basic 編もあります。

前から文法はひととおりやってみたかったので、購入しました。

文法の復習をしたい人におすすめの本です。

値段
洋書なので本屋によると思いますが、 厚さのわりには安いです。

(2007年追記: 為替などによりますが、今日のところ Amazonでは3600円前後みたいです)

ひとつのユニットが見開き二ページでできていて、 左ページには解説が、右ページにはドリルがあります。 解説を読んでからドリルをやって、 ちゃんと理解したかどうか確認し、慣れるという具合。

「どこをやっていいかわからない」人のために、 study guide という問題があります。 「この問題がよくわからなかったり間違えたりしたらこのユニットをやりなさい」 というしくみ。 もちろん最初から順にやっていっても構わないのでしょうが。

私の感想
一通りやり終えました。まる半年以上かかりました。

内容は、「簡単だけど知らない」ことが多かったです。

"will" と "be going to", "have to" と "must" の意味の違いとか、 学校では習わなかったこともたくさん出てきます

(もしかしたら習った人もいるのでしょうか。 私は、まったく覚えがありません。 中学のときに「この二つはどちらも未来で同じ」として、 書き換えの練習なんかした覚えがあるんだけど)。

毎日ちゃんと1ユニットずつやっても、半年弱かかりますが、 それだけの価値はあると思っています。

ただし、この本だけで完璧というわけではないようです。 かなり詳細に 「こういうときはこう言い、こういうときはこう言う」 と書いてあるのですが、「じゃあこういうときは?」 という疑問の答が抜けている場合も何度もありました。

また、 アメリカ英語の文法については軽く見開き二ページの説明しかなく、 「別の本でこう書いてあったのと違うー」と思っても、 それがアメリカ英語なのか、口語なのか、自分の誤解なのか、 調べる手だてはこの本の中にはありません。

この本のおかげで、時制については基本的な把握はできたと思います。 しかし、前置詞や不定詞の使い方など、内容が単語依存になってくると、 一度やっただけでは理解すらおぼつきませんでした。

部分的に別の参考書を併用したほうが効率的かもしれません。 実際私は冠詞については別の本を読みましたし、前置詞も別の本を探しています。

なお、"with answers" と書いていないもの (独習でなく学校などで使うためのもの) は解答が別売りなので注意してください。

その後
現在 (1998年9月)、別冊の追加問題集 "Supplementary Exercises" を使って復習しています。 こちらは本編に比べると複合問題が多くなっていて、 ちゃんと理解していなかったところがバレます。

(2000年11月さらに追記) 別冊の方は半ばで挫折したままになっています。

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